放捨 [無題]
僕は、喫煙者だ。
日曜日、博多駅に行ったら灰皿が排除されとった。 かなり、前かららしい。
デパート関係には、全然灰皿はない。 たまに、無機質な小部屋の喫煙場所があるくらいだ。
街中には、ほとんど灰皿は見当たらなくなってきた。
べつに、それに対しての不満を書いてやろうってわけじゃない。
ただ、そんな状況でも意地でタバコを吸おうとする人を見かける。 一応、携帯灰皿を持ってる人、持ってない人もいる。
吸わない人達にとっちゃ、そこまでして吸いたい?って思うかもしれない。
僕は、同じ喫煙者として、吸いたい気持ちは分からんでもない。 他にも、自分がやらない事だったとしても大体のことは、分からんでもない事は多い。
しかし、
ただ一つだけ、理解できんものがある。
それは、車の中からのポイ捨て。 よく、見かける。
分からん、どーしても分からん。
あやつらの車の中にも灰皿はあるはずだ。 例えば、店の中に灰皿が置いてあったらそこに捨てるはずだ。 あえてテーブルの下や、そのへんにポイっと捨てないはずだ。 それがなぜに、すぐそこにある灰皿に捨てない?! 車の中じゃ、手を伸ばせばすぐそこにあるはずだ! それが、なぜ車の窓から?! もしかして、車に乗ると同時に眼球の動きが悪くなる? 目の前にないと気付かないのか?!
あ~~~~~なんか、腹立ってきた。
まーいい、急に眼球の動きが悪くなるとは思えないから、べつの原因があるんだろう。
そう・・・・・手だ。 その手だ。
急に、手からどんどん筋肉がなくなるんだろうか。
そうか、充分に考えられる。
タバコを吸い終わるまで懸命に口まで運べるが、 吸い終わると同時に筋肉がなくなり、 力尽きて、フワ~っと窓の外へ手放してしまうんだろう。
そうか・・・・・・そうだったのか・・・・・・・
それじゃーしょうがない。
僕が悪かった・・・・・・ごめんなさい。
違う。
違うぞぉ・・・・・・そんなわきゃない。 当然だ。
ポイ捨て人種よ。
しっかりと、脳から手へ伝達してくれ。
当たり前の事を。
さもないと、僕が発明しちまうぞぉ。
世にも恐ろしい 「強制的灰皿捨て棒」 を。
いや・・・棒じゃないな・・・
「強制的灰皿捨てさせハンド」。
それは、マジックハンドを改良したものだ。
窓から捨てようとしている手を見つけたら、 ミョ~~~ンって伸ばしていって、その手をつかむ。 そして、その手をそいつの車の中の灰皿へ・・・・・えーと、灰皿へ・・・・ おぉ? なかなか難しいぞ。 んー・・・こう?・・・・・いや、こうか?
・・・ポキッ
・・・あっ
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